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新規で失敗してしまう理由とその対処法
現代は、テクノロジーの進化により、環境が複雑化し、将来の予測が困難な状況にあるといわれています。 ビジネスにおいても先行きをすべて見通すことは難しく、現在は好調な事業でも、半年後には状況が変わって「急に赤字化に急落…」という可能性も十分ありえるのが現実です。

長期的に会社経営を続けるには、新規事業を立ち上げて、収益柱を複数作ってリスクを分散させることが非常に重要となってきます。

当然、既存事業を伸ばすよりハードルは高く、結果的に「開始できない」「軌道に乗らない」など、失敗に終わるケースも少なくありません。

ただ、新規事業に失敗した事例をひも解いてみると、いくつかの原因に集約されます。

「新規事業を始めたことで企業に大ダメージを与える失敗をしてしまった」ということにならないように、きちんと対策を立てて、成功確率を高めるために事前に原因となりうるものを把握しておきましょう。

新規事業で失敗してしまう理由

新規事業で失敗する理由は下記の原因が挙げられます。

  • 情報不足
  • ノウハウ不足
  • 資金不足
  • 人選ミス
  • パートナー選定ミス
  • 楽観的考えによる準備不足
  • 当初の考えからの軌道修正ができない


  • これらが複合的に合わさって、事業構築が上手くいかずに頓挫するというケースが多いようです。

    ただし、これらのリスクに関しては決して防げないものではなく、事業を始める前の準備と考え方で大体は回避することができます。

    始める前に少しでも成功確率を高めた状態にするには、次の3つの対処法を理解しておきましょう。

    新規事業の成功を高める3つの方法

    さまざまな角度から情報収集を行う

    偏った情報収集は、事実と異なる理解になりがちで、正しい判断をするうえでは危険です。
    事業を始める前には「判断材料となるその情報は本当に信じてよいものなのか」という部分を明確にするために、さまざまな方向から情報を仕入れて、しっかり検証する必要があります。

    また、事業を開始して進めていく中でも、新規事業であれば特に、市場や顧客ニーズ、競合の動きの変化を常にキャッチしなければ、事業の進め方の正しい判断は難しくなります。

    さまざまな人と情報共有をしたり、他社開催のセミナーや勉強会に参加するなど、多方面から積極的に情報収集をして、失敗する可能性が高くならないように、常に情報収集は怠らないようにすることが大切です。

    事業メンバー同士でしっかり方針とノウハウを共有する

    自社で長く行っている事業は、細かく方針やノウハウを共有しなくとも、すでにしっかりとした土台があるため、メンバーの足並みが揃わずに大きく道を踏み外すという可能性は比較的低い状態です。

    しかし、新規で事業を始める場合は、土台を作るところから始めるため、細かく方針とノウハウをしっかりと共有する必要があります。

    もしも、方針が浸透せずに違う方向を向いたメンバーが集まった場合、意見の強いメンバーの方向に引っ張られてしまい、正しい方向から大きく外れてしまい事業成長ができずに失敗する可能性も十分にあります。

    そうならないように、常に各メンバーが「今は何をすべきなのか」を理解し、各役割で得たノウハウや情報を共有して、すべてのメンバーが同じ方向を向いていることが事業成長の重要なポイントになります。

    第三者の有識者の意見を聞く

    身内の意見だけではなく、第三者の意見を聞いたほうがより正しい判断ができる場合があります。また、その場合、新規事業に関する有識者の意見を聞いたほうが、解決方法が生まれる可能性が高いため、そのような協力者と事業を始める前から事前に繋がっておくのが理想です。

    ただし、気を付けるべきなのが、その協力者がネックになる可能性があることです。有識者が偏った考えを持っている場合、その意見に引っ張られて事業が失敗することはあります。

    だからこそ、協力者とよく話をしたうえで、事業構築・成長に本当に寄与してくれる相手なのかを見極めてください。

    まとめ|リスクを事前準備で回避し成功する新規事業を

    新規事業は、成功することで会社が今後大きく発展していく原動力になり非常に重要な取り組みです。ただし、失敗するリスクは当然あります。だからこそ、事前に入念に準備し、常に状況を把握しながら進めることで失敗のリスクを下げることが必要となります。

    これらを事前に理解し実行しながら、成功確率を高めた状態で新規事業にチャレンジしましょう。

    「フランチャイズ加盟」も成功を高める方法のひとつ

    フランチャイズは成功するノウハウがすでに整っており、それらを研修やOJTという形で学ぶことができます。各店に店舗運営サポートの本部担当者が付くことが多いため、第三者の意見を常に聞くことができます。また、同じ業態の他の店舗の成功方法も共有され、成功確率が高くなります。

    次世代不動産フランチャイズ「KEIAI FC」は、総合不動産企業として自社で30年以上積み上げたノウハウをもとに、これから新規で不動産売買仲介業を始める法人様や個人独立起業の方々の「経営のパートナーシップ」として、『積極的で手厚い店舗運営サポート』を受けられるのが特徴です。

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